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犬の被毛(コート)には「ダブルコート」と「シングルコートがあると
『抜け毛退治』
で書きましたが、チワワやプードル、マルチーズにヨーキーなどの犬種は、アンダーコートを持たない、「シングルコート」で、フレンチブルドッグや柴犬などの日本犬の多くはアンダーコートとオーバーコートの二重構造になっている「ダブルコート」です。
上毛(トップコート)と下毛(アンダーコート)は別々に生えているのではなく同じ毛穴から上毛と数本の下毛が一緒に生えています。
(※犬の皮膚と被毛について詳しくは
「犬用シャンプーとは」
をご覧下さい。)
文太の毛を見てみましょう。(2008年11月12日時点)
おわかりいただけますでしょうか?太くて剛毛なのがトップコート、柔らかくてうねってふわふわしているのがアンダーコートです。
シングルコートの犬には目立った換毛期というものがなく、年中通して少しずつ毛が生え変わりますが、ダブルコートの犬は春と秋にそれぞれ換毛期があります。体温を調節するために春から夏にかけてはすっきりとした「夏毛」に、秋は保温効果のあるアンダーコートが密集した「冬毛」に生え変わるので、春と秋はよく毛が抜けるのです。 特に大量にアンダーコートが抜ける春はものすごい量の抜け毛です。
秋も春ほどではありませんが、剛毛の抜け毛が激しいです。文太の場合は、夏と冬にももちろん多少は抜けますが春、秋と比べると断然抜け毛は少ないです。
夏毛と冬毛を比べてみました。
違いがわかりますでしょうか? 夏は地肌が丸見えのスッカスカですが、冬はほとんど地肌が見えないぐらいアンダーコートが生えそろっています。ということは、ダブルコートの犬でも暖かい地方(沖縄とか、常夏の国とか)に住むワンコは、年中アンダーコートがあまり生えていないと思われます。暖かい地方に住むワンコはそれで環境に適応していると思うのでいいのですが、問題は、四季の寒暖差が激しい日本でも最近はエアコン設備が整ってきちんとアンダーコートがきちんと生えていない犬もいることです。
過保護にしすぎて冬の間は散歩に行かなかったり、ずっと暖かい部屋にいるとアンダーコートが生えそろわず、寒さをしのぐいわば自前の「コート」を着ていない状態になるのでよけいに寒がりになり、そうなると暖かい部屋から急に寒い部屋に行ったりすると心臓に負担がかかります。また、体が季節を感じず年中毛が抜けることにもつながります。
寒いからといって暖かくしすぎず、寒いときこそ外で散歩や運動をしてしっかりアンダーコートを生やすようにしましょう!(ただし、子犬や老犬は無理は禁物です。暖かくしてあげてください。) また、死に毛を取り除き、皮膚の新陳代謝を促し、新しい毛をしっかり生えそろえるために毎日適度にブラッシングしてあげてくださいね。
(フレンチブルドッグ文太部長のロハスな毎日
2008年11月12日の記事
より加筆修正)
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抜け毛退治
またまた抜け毛の季節到来(秋の換毛期)
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